WPF TreeView の破線描画付き その3


もうすこし TreeView の見た目に足掻いてみました。
今までのものは項目の部分でクリックが有効になるのですが、 Windows エクスプローラーなどではその行で選択できるようです。
これを実現してみようとトライしてみました。

結果

現時点の実装状態ではこんな感じが出来ています。

実現方法

通常のものだと TreeViewItem の要素は 田 の形で区切られて、右下の部分にさらなる子供のデータを表示するという実装になっています。
親から子供まで行をフルに選択させつつ見た目は従来通り、ということを実現するためにはこの方法を変更する必要があります。

では、どう実現するかですが、ここでは子供の深さ分を横にスライドするという方法を行ってみました。現在の深さからマージンを返すコンバーターを用意して、この実装としました。

今回のこの実装もまた GitHub のほうにおいてあります。
https://github.com/techlabxe/TreeViewCustomized2


WPF TreeView で破線付きを作ってみた その2


先日の続きの話になります。
TreeView の階層構造を破線でつなげて描画したものにするといったネタになります。

TreeView 本体ではなく、 TreeViewItem のテンプレートを編集して以下のようなものが実現できました。

標準のテンプレートで変更した箇所と言えば、開閉のための三角を+や-に変更したところでしょうか。
未使用の列については破線を描くために Rectangle を配置しています。

また今回の産物は GitHub のほうで公開してみることにしました。
何かの参考になったり、不具合の修正など提案して頂けたら幸いに思います。

https://github.com/techlabxe/TreeViewCustomized


WPF TreeView で破線付きを作ってみた


昔の Windows のツリーコントロールは破線によって項目が繋がっていたような気がします。
そんなツリーコントロールが WPF で実現できないかと思って試してみました。

まずは以下のページの情報を基本として使わせてもらいました。
https://stackoverflow.com/questions/19560466/how-to-make-wpf-treeview-style-as-winforms-treeview
http://d.hatena.ne.jp/Tan90909090/20150705/1436085068

こうして出来上がったのが以下のようなものです。

ただフォルダの開閉が思うように動いて、ぱっと見た感じの印象は悪くないのですが、実が項目の選択が出来ないという問題が残っています。

標準のテンプレートを変更してみる

標準の TreeView および TreeViewItem のテンプレートをカスタムする方向で再度トライしてみました。標準のスタイルとテンプレートはこちら、「TreeView のスタイルとテンプレート」 にて公開されています。

これを基本として、破線を書くようにしてみたものがこちらです。

TreeViewItem の中身が、Grid によって”田”のように区切られており、使用されていない箇所で条件によって破線を描画するようなパーツを配置して実現しています。

  • 項目末尾の部分(画面内での readme フォルダ)の部分の破線処理の補正
  • フォルダのアイコン
  • フォルダ開閉のボタンを田に変更する

このような点を修正したら、(記憶にある)昔ながらの TreeView になるのではと思っています。


EXT_external_objects の実験


OpenGL 4.6 の発表の中で、各Graphics API との Interop の話がありました。
ここで、EXT_external_objects 拡張 (スライドでは EXT_memory_object となっていましたが) が、面白そうだったので触ってみました。
ただしこの内容は OpenGL 4.6 に含まれるものではなく、追加という位置付けとなっているようです。

説明など

この EXT_external_objects 拡張は、 OpenGL に他の API で作成されたオブジェクトを利用するためのものとなっているようです。
提供される API 群は、こちらの仕様の方を確認してください。

OpenGL にとっての外部メモリを利用して、OpenGL のリソースを生成する(インポートする)といった感じで、機能が準備されています。

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今年のCEDECでの書籍購入


CEDEC 2017 でちょっと割引が効いたので書籍を買ってきました。
毎年何かしら本を買ってきていますが、今年は友人からのお勧めもあって以下の本を買ってきました。

  • 入門 Python3
  • Effective Python

他の言語でプログラミングできている人は、ひとまずこの辺りを勉強すれば Python でも戦えるようになるらしいのでこれから勉強したいと思います。

※ そういえば数年前には JavaScript + Nodejs の書籍を同じようにノリで買ってきた記憶がありますね

入門 Python3

見た感じでは、前半は基本的な部分のようです。後半にはアプリを作るために必要になってくる部分といった感じです。
ネットワーク関連やら科学計算やら、データベースやらとちょっとしたことが書いてあるのがポイントでした。

Effective Python

こちらもオススメされたので購入でした。
決め手は、「これを知っているかどうかで実行時パフォーマンスが圧倒的に違う」とのこと。

入門が終わってちょっといくつかコードを書き慣れた頃にこれを読み進めたいと思います。

その他

他にも実践Python3 というのも個人的に気になった本でした。
中身が Python においてのデザインパターン実装みたいなものでした。
あと、 Cのライブラリとの結合やら、GUIアプリ、 OpenGL あたりまで書いてある点にも興味がわきました。

相変わらずゼロから始める Deep Learning はよく売れているようでした


Vulkan から OpenGL へ描画


Vulkan で描画した結果を OpenGL の世界で使用することができます。
これには NVIDIA 拡張を使用するので、現時点においては NVIDIA のグラフィックスボードを使用していることが条件になります。
今回のこの拡張の名前は、 GL_NV_draw_vulkan_image というもので、将来的に他のメーカーも対応するようになればいいなと思います。

何が出来るのか

GL_NV_draw_vulkan_image という拡張は何を行ってくれるのかというと、
Vulkan を使用して描画した結果を OpenGL の描画で使用するといったことを可能にしてくれます。
詳細には Vulkan の Image を用いて、 OpenGL のカレントのフレームバッファに対して矩形を描画します。
これにより Vulkan でオフスクリーンに描画した結果を (FBOを用いて) OpenGL のテクスチャにするといったこともできます。

API の仕様は、以下の URL にて記載があるので興味のある人はご確認ください。
NV_draw_vulkan_image

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Windows7 の WindowsUpdate を結合する (2017/08版)


以前ロールアップパッケージが出たときには、これらを統合して Windows Update の時間を短縮するということを行いました

その後ロールアップタイプのアップデートが配られるようになっておよそ1年ほど経ちましたが、現時点で素の状態から始めるとどんな感じなのかを確認してみたくなりました。そこで Windows7 with SP1 をクリーンインストールして、現時点(2017/08)においてどのくらい Windows Update に時間がかかるのかを確認してみました。

そして 2017/08 現在の Windows7 でUpdate適用済みディスクを作る意味について考えてみたいと思います。

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C++/CX の小ネタ その2


データの通信で Stream を扱っていたときに出遭ったものです。
送受らの際に、持っているデータを送り出すのは Flush だと考えていると同じようにはまります。

注意事項

持っているデータを送り出すのは Flush というのは間違っていないのでしょうが、
C++/CX のストリーム系の実装のうち、DataReader/DataWriter の詳細がちょっとだけ異なるのがポイントでした。

これらは内部バッファにデータを読み込み、自分の期待するデータで取り出す(出力する)といったものになっています。
そのため、内部バッファのことを考慮したコードを書く必要があるようです。

データを送出のときには、 StoreAsync を呼び出します。
受信の際には、 LoadAsync を呼び出します。これらによって、内部のバッファとのデータをやりとりが行われます。

これらの詳しい説明は以下のページのものが非常にわかりやすく、勉強になりました。

http://garicchi.hatenablog.jp/entry/2015/01/04/102749


C++/CX でHTTPサーバーと JSON を送受したい


以前の C++/CX 小ネタ に続く C++/CX の話題です。
HTTPサーバーに JSON データを送って、何か JSON データが返ってくるまでを記述した例になります。

コード例

通信なので非同期処理で記述しています。
create_task 関数は処理の継続を、 then で続けて記述できるので便利でした。
このコード例では、 json の文字列が UTF-8 エンコードされたものとして送っています。

あとは、JSON データをどう作るか、デコードするかですが、これには json を扱うライブラリは多種あるのでそれらにお任せです。
手元では picojson を入れてみましたが、 C++/CX の環境でも問題なく動作しているようです。


C++/CX の小ネタ


.Net framework を C++ から扱うために、自分は C++/CLI を書いたりすることもあるのですが、今回 C++/CX にも少し手を出し始めたのでそのときの記録メモです。
慣れている人から見ればしょうも無いことを記録しているのかもしれませんが、あたたかく見守ってくれればと思います。

C++/CXとは

今流行の(?) UWP アプリを C++ で記述するときに使用する言語です。
CLI では .Net framework を扱ってきたように、 CX では WinRT を扱います。

各種方法まとめ

C++/CX ではどう記述するのかを場合に分けて記録しておきます。 C++/CLI ではおなじみの点については記載なしです。

オブジェクトの生成

gcnew から ref new に変わりました。
削除には delete を呼び出してもよいみたいです。

as 演算子

C# での as 演算子に相当するものとして dynamic_cast が使えるようです。

文字列について

このように記述することが可能。 こう書くのであれば、Lプレフィックスもつけなくてよいみたいです。
Cの char 配列も String コンストラクタに渡せます。

std::string, std::stringstream を使っている場合にはちょっと面倒が増えました。一度UTF8経由して wchar_t 文字列へと変換が必要でした。
変換が終わった後は String( oss.str().c_str() ) などで C++/CX の String に出来ました。

SHA1 ハッシュを計算

std::string の文字列から Cryptography API を使って、 SHA1 ハッシュを計算するには以下のようにします。
配列データのプロキシを作って、 CryptographicBuffer に入れて計算オブジェクトに渡します。

素直に配列を渡せないという点で、一手間増えてますね。

Task.Run

C#で非同期処理をやるのに便利だった Task です。
create_task 関数を使って同じようにできるようです。

タスクの実行スレッドを制御するには、この関数の第2引数で設定します。これにより現在のスレッドで実行したり他のバックグランドスレッドにやらせたりとできます。

UIスレッドで実行させたい場合には、 CoreDispatcher.RunAsync メソッドという方法もあるようです。
処理させたい内容をそのままラムダで渡せず、 DispatchedHandler でくるんで上げる必要があるようです。

まとめ

流行ってないからなのか日本語で C++/CX の情報ってまだまだ少ないですね。
C++/CX を触ってみて、C++/CLI のものとはまたちょっと違った風のコードになるという感触でした。
1つ気になったのは、コンパイル速度がやや遅めであるという点です。ヘタしたら C++ のコードよりもコンパイル遅いかも。